地球が、すでに人類の世界ではなくなってから久しい。
世界はシンギュラリティを起こした機械群に支配され、人々はその片隅で、息を潜めて生き長らえていた。
運び屋‘‘ジュード’’の元に、依頼が舞い込む。
それはシンギュラリティ機械群の影響を受けない、 少女型アンドロイド‘‘フィリア’’を輸送して欲しいというものだった。
世間知らずなフィリアの行動に嫌気がさしながらも、ジュードは旅を始める。
時には略奪を繰り返す人間から逃げ、時には機械群が闊歩する危険地帯を通り抜け、輸送依頼を果たそうとする。
少女は何度も人間になりたいと口にする。
遥か空の先に辿り着けば、アンドロイドは人間になれると言うのだが……?
ダイナソア 〜リザレクション〜
コメント
ありがちな話です
新鮮味や驚きがゼロだし、フィリアの性格が好きになれなかったのでプレイしていて辛かった。
1か月放置していたことを後悔した作品
人間に憧れるアンドロイドとアンドロイドみたいに冷静な主人公のやりとりはこれまた変わった日常風景に笑いが起きる反面、非常にシビアな世界観が描かれています。
仕事終わりの18時からプレイして気が付いたら夜中の2時...
圧倒的な終末を迎えたSFの世界観、サバイバル....
この手の世界観が好きな方には是非とも刺さる作品だと思います。
もし自分と同じように、このゲームを積み上げていたとしたら、真っ先にこれをプレイしてみてください。
自分以上に後悔してほしいと思っています。
人生初のキネティックノベル体験に最適
ネタバレを避けるために抽象的な表現ばかりになってしまいますが、
魅力的キャラクターに細部まで拘った世界観とその描写に対し、これでもかというほど心を揺さぶられ、初めてゲームという媒体で嗚咽するほどの涙を流しました。
終末世界と近未来SFに抵抗がなければマストバイと言っても良いと思います。
選択肢も存在せず、純粋に物語に向き合えるので、私のようなノベルゲー初心者にもおすすめできます。
最高のノベルゲーム
イラストレーターや声優を含める全製作陣の熱量を感じましたが、おそらくシナリオが良いからでしょう...そう感じる程の物語です。
完璧です
ポストアポカリプス物に抵抗なければぜひ
シナリオ・画・声優陣・BGMのすべてが高いレベルで、ほんとこんなお値段でいいんですかって思ってしまうぐらい。
金曜に買って土日でENDまで行くぐらいのボリューム(6~8時間程度)なので、物足りないと思う人はいるかもしれないが、それでもこの作品は見ておくべき。
今となっては限定版は正規ルートで入手できないのが悔しい・・・
最高
是非プレイして欲しい。
ロミオで一作やるなら間違いなくこれ
ロミオ作品で一つやるならどれか?と問われたら、自分は『CROSS†CHANNEL』よりも今作を勧めるだろう。
文句無しの星5つ。
終末世界を旅する王道SF
展開自体は割と王道かなという印象です。
物語概要と筆者名から期待したものがそのまま来ました。
文書・絵・音楽から構成される世界観が面白いです。
展開もテンポよく進み、プレイ時間は短めで、一気に読み進められました。
(6時間未満で読了)
読み終わった後に喪失感がありました。
終末世界なので少し暗いですが、
SFが好きなら読んで損はないと思います。
個人的2022最高傑作
とにかく素晴らしいの一言。
親子の物語
私はルナリアをプレイしてからKEYのファンになった者ですが、本作をプレイした後、KEYのファンになってよかったと改めて思いました。
世の中には有名ではあっても一流ではない人というのがいます。
有名である事と一流である事は必ずしもイコールではありません。
しかし田中ロミオさんに限ってはイコールで結び付けられていると断言できます。
終のステラという作品はそのことを世に証明しました。
証明しました、というより、改めて再証明されました。
主人公はアンドロイドと旅をする中でいつしかアンドロイドを人として扱うようになるという、ともすればありきたりな物語に映るかもしれませんが、両者の葛藤と成長の描写は見事であり、渾身の一作に仕上がっていると感じました。
SFという枠にはめる以上に親と子の物語だと感じました。
これからも田中ロミオさんの更なる活躍を期待しております。
またKEYとビジュアルアーツの製作スタッフの皆様や、本作の世界観を視覚的に補う重役を務められたデザイナーや背景担当の皆様にも労いの言葉を贈りたいと思います。
また、ボリューム満点の本作を1980円というリーズナブルな価格で販売してくれた事にも感謝申し上げます。
中高生でも手の届く価格であり全年齢作品でもあるので、多くの人達にプレイしてほしい一品です。
めちゃくちゃ良かった
・シナリオ、音周り、演出、UI、声優の全てが高品質
・これがこの値段だとは驚きしかない
・続編、もしくはこの制作チームにより今後の作品を期待
・値段以上の楽しさはもちろん合ったが、フルプライス作品として長く楽しみたかった
・個人的には地の文の読みが入ったAudible作品がほしい
最高です!
人類が衰退した世界で職業運び屋として生きる主人公が、とある人物に依頼を受けて、アンドロイドの少女を発見し、送り届ける旅を描いた物語。
全体を通してシリアスな話。
たまに挟まる主人公と少女の掛け合いが小粋で面白い。
ロープライスなので短めだが、その分洗練された文章で終始引き込まれた。
真相には驚かされるし、終盤は泣ける。
読後感も良い。
ならず者や浮浪者との戦闘シーンがたびたびある。
全年齢だからCGでのグロ表現は避けられているが、精緻な文章から残酷なことについていろいろと考えさせられた。
残酷な文章が苦手な人は注意だが、苦手でなければ是非おすすめしたい。
値段以上の満足度
グラフィックもきれいで何よりストーリーが凝っているので終わった時の喪失感はきつかった
SF+Keyの泣きゲーとして完璧な作品
使われているSF要素を理解するために難解な科学や数学の前提知識は必要無く、だいたいは会話や地の文で説明されているので、特別SF好きでもないという人にも問題無くお薦めできる。
最高かよ!!!
値段と内容が良い意味で合ってないゲーム。
プレイ時間は少ないが濃密な内容になっている
期待通りの作品 ネタバレNG
keyファンは早く購入してね。
数時間で終わるけど?凄く楽しめるよ。
フィリアちゃんがかわいい
ライターである田中ロミオ氏に求めるSF的な面白さと、
ゲームブランドkeyへ求められる泣きゲー要素が高水準で纏まった傑作。
プレイ時間もオートで8時間程度と長すぎず短すぎずで丁度いい。
値段以上の満足度
グラフィックもきれいで何よりストーリーが凝っているので終わった時の喪失感はきつかった
この作品ページに来たなら絶対に買うべき
私は大体6時間くらいでシナリオを読み終えましたが、それでも大満足のシナリオでした。
正直最初の方はソフィアの自分勝手な言動に苛つきを覚えましたが、物語が進むにつれソフィアが成長していく過程を描いていて良かったです。
bgmも聞きやすくかなり気に入りました。
キャラクターも非常に魅力的で個人的にはデリラが一番好きでした。
本当にやって損は無いので騙されたと思って是非買ってほしい作品です
最高
是非プレイして欲しい。
終末世界を旅する王道SF
展開自体は割と王道かなという印象です。
物語概要と筆者名から期待したものがそのまま来ました。
文書・絵・音楽から構成される世界観が面白いです。
展開もテンポよく進み、プレイ時間は短めで、一気に読み進められました。
(6時間未満で読了)
読み終わった後に喪失感がありました。
終末世界なので少し暗いですが、
SFが好きなら読んで損はないと思います。
ありがちな話です
新鮮味や驚きがゼロだし、フィリアの性格が好きになれなかったのでプレイしていて辛かった。
1か月放置していたことを後悔した作品
人間に憧れるアンドロイドとアンドロイドみたいに冷静な主人公のやりとりはこれまた変わった日常風景に笑いが起きる反面、非常にシビアな世界観が描かれています。
仕事終わりの18時からプレイして気が付いたら夜中の2時...
圧倒的な終末を迎えたSFの世界観、サバイバル....
この手の世界観が好きな方には是非とも刺さる作品だと思います。
もし自分と同じように、このゲームを積み上げていたとしたら、真っ先にこれをプレイしてみてください。
自分以上に後悔してほしいと思っています。
個人的2022最高傑作
とにかく素晴らしいの一言。
SF+Keyの泣きゲーとして完璧な作品
使われているSF要素を理解するために難解な科学や数学の前提知識は必要無く、だいたいは会話や地の文で説明されているので、特別SF好きでもないという人にも問題無くお薦めできる。
文章の伝え方が非常に上手く面白かった
読んでても苦ではなく、面白い内容
続きが気になりすぎて、2日ほどで終わりました。
買ってよかったです!
ポストアポカリプスとSFと人間ドラマの奇跡的融合
世界観としては人類が衰退し、シンギュラリティマシンに席巻されるようになりそこで細々と生きる人類(ただ、ジュードの職業柄良くも悪くも刺激的な事柄が多い)が文明崩壊前の超常科学の遺産を使って食いつないでいるという、ポストアポカリプスとSFが合わさったものとなっています。
ただ、この作品はこのような広大なスケールの舞台装置を用意しておきながら、ミクロの世界(個人の関係や感情)を無視しません。
いや、むしろそれこそが真骨頂と言っていいかもしれません。
人に引き金を引くことに躊躇がなく過酷な現実を冷徹に見つめるリアリストな人間のジュード、人間になりたいと願う、人よりも人を愛する夢想家なアンドロイドであるフィリア(彼女の博愛主義には非常に危ういところがあり、ジュードはその甘さの為に何度も危険に晒される)が思想的に対立し、それに伴って不器用ながらも心を通わせていく様は視るものの目頭を熱くさせます。
正直に言ってしまいますが本当に泣きました。
語り足りないところはありますが、このレビューはネタバレなしとしておきたいためこの辺りで。
シナリオライターの田中ロミオ様、並びにこの作品の制作と販売に関わった全ての方々に、このような素晴らしい作品に出会わせていただいたことを心より感謝いたします
神ゲー
この完成度のゲームが2000円でできるのは破格。
2,000円でこんなにいいものを読ませてもらっていいんですか…?
シナリオは説明不足な部分が出てきてしまうほど短くもなく、蛇足・冗長になってしまうほど長くもなく、とても綺麗に収まっているなと感じました。
ギャグパートやキャラクター数は多くありませんが、その分主要キャラクターとそれらを取り巻く環境に尺を割いている印象で、大変読みやすかったです。
また、UIなどが主人公たちが身に着けているデバイスを意識されていて、それが更に没入感を出させてくれる小粋なポイントだと思います。
読み終わった後に今まで辿ってきた軌跡に思いをはせた後、「2,000円で読ませてもらって本当にいいんですか…?」と思わず考えてしまう、そんないい作品です。
最高かよ!!!
値段と内容が良い意味で合ってないゲーム。
プレイ時間は少ないが濃密な内容になっている
親子の物語
私はルナリアをプレイしてからKEYのファンになった者ですが、本作をプレイした後、KEYのファンになってよかったと改めて思いました。
世の中には有名ではあっても一流ではない人というのがいます。
有名である事と一流である事は必ずしもイコールではありません。
しかし田中ロミオさんに限ってはイコールで結び付けられていると断言できます。
終のステラという作品はそのことを世に証明しました。
証明しました、というより、改めて再証明されました。
主人公はアンドロイドと旅をする中でいつしかアンドロイドを人として扱うようになるという、ともすればありきたりな物語に映るかもしれませんが、両者の葛藤と成長の描写は見事であり、渾身の一作に仕上がっていると感じました。
SFという枠にはめる以上に親と子の物語だと感じました。
これからも田中ロミオさんの更なる活躍を期待しております。
またKEYとビジュアルアーツの製作スタッフの皆様や、本作の世界観を視覚的に補う重役を務められたデザイナーや背景担当の皆様にも労いの言葉を贈りたいと思います。
また、ボリューム満点の本作を1980円というリーズナブルな価格で販売してくれた事にも感謝申し上げます。
中高生でも手の届く価格であり全年齢作品でもあるので、多くの人達にプレイしてほしい一品です。
期待通りの作品 ネタバレNG
keyファンは早く購入してね。
数時間で終わるけど?凄く楽しめるよ。
最高です!
人類が衰退した世界で職業運び屋として生きる主人公が、とある人物に依頼を受けて、アンドロイドの少女を発見し、送り届ける旅を描いた物語。
全体を通してシリアスな話。
たまに挟まる主人公と少女の掛け合いが小粋で面白い。
ロープライスなので短めだが、その分洗練された文章で終始引き込まれた。
真相には驚かされるし、終盤は泣ける。
読後感も良い。
ならず者や浮浪者との戦闘シーンがたびたびある。
全年齢だからCGでのグロ表現は避けられているが、精緻な文章から残酷なことについていろいろと考えさせられた。
残酷な文章が苦手な人は注意だが、苦手でなければ是非おすすめしたい。
人生初のキネティックノベル体験に最適
ネタバレを避けるために抽象的な表現ばかりになってしまいますが、
魅力的キャラクターに細部まで拘った世界観とその描写に対し、これでもかというほど心を揺さぶられ、初めてゲームという媒体で嗚咽するほどの涙を流しました。
終末世界と近未来SFに抵抗がなければマストバイと言っても良いと思います。
選択肢も存在せず、純粋に物語に向き合えるので、私のようなノベルゲー初心者にもおすすめできます。
めちゃくちゃ良かった
・シナリオ、音周り、演出、UI、声優の全てが高品質
・これがこの値段だとは驚きしかない
・続編、もしくはこの制作チームにより今後の作品を期待
・値段以上の楽しさはもちろん合ったが、フルプライス作品として長く楽しみたかった
・個人的には地の文の読みが入ったAudible作品がほしい
ポストアポカリプス物に抵抗なければぜひ
シナリオ・画・声優陣・BGMのすべてが高いレベルで、ほんとこんなお値段でいいんですかって思ってしまうぐらい。
金曜に買って土日でENDまで行くぐらいのボリューム(6~8時間程度)なので、物足りないと思う人はいるかもしれないが、それでもこの作品は見ておくべき。
今となっては限定版は正規ルートで入手できないのが悔しい・・・
文章の伝え方が非常に上手く面白かった
読んでても苦ではなく、面白い内容
続きが気になりすぎて、2日ほどで終わりました。
買ってよかったです!
親子の物語
私はルナリアをプレイしてからKEYのファンになった者ですが、本作をプレイした後、KEYのファンになってよかったと改めて思いました。
世の中には有名ではあっても一流ではない人というのがいます。
有名である事と一流である事は必ずしもイコールではありません。
しかし田中ロミオさんに限ってはイコールで結び付けられていると断言できます。
終のステラという作品はそのことを世に証明しました。
証明しました、というより、改めて再証明されました。
主人公はアンドロイドと旅をする中でいつしかアンドロイドを人として扱うようになるという、ともすればありきたりな物語に映るかもしれませんが、両者の葛藤と成長の描写は見事であり、渾身の一作に仕上がっていると感じました。
SFという枠にはめる以上に親と子の物語だと感じました。
これからも田中ロミオさんの更なる活躍を期待しております。
またKEYとビジュアルアーツの製作スタッフの皆様や、本作の世界観を視覚的に補う重役を務められたデザイナーや背景担当の皆様にも労いの言葉を贈りたいと思います。
また、ボリューム満点の本作を1980円というリーズナブルな価格で販売してくれた事にも感謝申し上げます。
中高生でも手の届く価格であり全年齢作品でもあるので、多くの人達にプレイしてほしい一品です。
値段以上の満足度
グラフィックもきれいで何よりストーリーが凝っているので終わった時の喪失感はきつかった
ポストアポカリプス物に抵抗なければぜひ
シナリオ・画・声優陣・BGMのすべてが高いレベルで、ほんとこんなお値段でいいんですかって思ってしまうぐらい。
金曜に買って土日でENDまで行くぐらいのボリューム(6~8時間程度)なので、物足りないと思う人はいるかもしれないが、それでもこの作品は見ておくべき。
今となっては限定版は正規ルートで入手できないのが悔しい・・・
個人的2022最高傑作
とにかく素晴らしいの一言。
1か月放置していたことを後悔した作品
人間に憧れるアンドロイドとアンドロイドみたいに冷静な主人公のやりとりはこれまた変わった日常風景に笑いが起きる反面、非常にシビアな世界観が描かれています。
仕事終わりの18時からプレイして気が付いたら夜中の2時...
圧倒的な終末を迎えたSFの世界観、サバイバル....
この手の世界観が好きな方には是非とも刺さる作品だと思います。
もし自分と同じように、このゲームを積み上げていたとしたら、真っ先にこれをプレイしてみてください。
自分以上に後悔してほしいと思っています。
めちゃくちゃ良かった
・シナリオ、音周り、演出、UI、声優の全てが高品質
・これがこの値段だとは驚きしかない
・続編、もしくはこの制作チームにより今後の作品を期待
・値段以上の楽しさはもちろん合ったが、フルプライス作品として長く楽しみたかった
・個人的には地の文の読みが入ったAudible作品がほしい
最高
是非プレイして欲しい。
最高かよ!!!
値段と内容が良い意味で合ってないゲーム。
プレイ時間は少ないが濃密な内容になっている
ありがちな話です
新鮮味や驚きがゼロだし、フィリアの性格が好きになれなかったのでプレイしていて辛かった。
ポストアポカリプスとSFと人間ドラマの奇跡的融合
世界観としては人類が衰退し、シンギュラリティマシンに席巻されるようになりそこで細々と生きる人類(ただ、ジュードの職業柄良くも悪くも刺激的な事柄が多い)が文明崩壊前の超常科学の遺産を使って食いつないでいるという、ポストアポカリプスとSFが合わさったものとなっています。
ただ、この作品はこのような広大なスケールの舞台装置を用意しておきながら、ミクロの世界(個人の関係や感情)を無視しません。
いや、むしろそれこそが真骨頂と言っていいかもしれません。
人に引き金を引くことに躊躇がなく過酷な現実を冷徹に見つめるリアリストな人間のジュード、人間になりたいと願う、人よりも人を愛する夢想家なアンドロイドであるフィリア(彼女の博愛主義には非常に危ういところがあり、ジュードはその甘さの為に何度も危険に晒される)が思想的に対立し、それに伴って不器用ながらも心を通わせていく様は視るものの目頭を熱くさせます。
正直に言ってしまいますが本当に泣きました。
語り足りないところはありますが、このレビューはネタバレなしとしておきたいためこの辺りで。
シナリオライターの田中ロミオ様、並びにこの作品の制作と販売に関わった全ての方々に、このような素晴らしい作品に出会わせていただいたことを心より感謝いたします
SF+Keyの泣きゲーとして完璧な作品
使われているSF要素を理解するために難解な科学や数学の前提知識は必要無く、だいたいは会話や地の文で説明されているので、特別SF好きでもないという人にも問題無くお薦めできる。
人生初のキネティックノベル体験に最適
ネタバレを避けるために抽象的な表現ばかりになってしまいますが、
魅力的キャラクターに細部まで拘った世界観とその描写に対し、これでもかというほど心を揺さぶられ、初めてゲームという媒体で嗚咽するほどの涙を流しました。
終末世界と近未来SFに抵抗がなければマストバイと言っても良いと思います。
選択肢も存在せず、純粋に物語に向き合えるので、私のようなノベルゲー初心者にもおすすめできます。
期待通りの作品 ネタバレNG
keyファンは早く購入してね。
数時間で終わるけど?凄く楽しめるよ。
2,000円でこんなにいいものを読ませてもらっていいんですか…?
シナリオは説明不足な部分が出てきてしまうほど短くもなく、蛇足・冗長になってしまうほど長くもなく、とても綺麗に収まっているなと感じました。
ギャグパートやキャラクター数は多くありませんが、その分主要キャラクターとそれらを取り巻く環境に尺を割いている印象で、大変読みやすかったです。
また、UIなどが主人公たちが身に着けているデバイスを意識されていて、それが更に没入感を出させてくれる小粋なポイントだと思います。
読み終わった後に今まで辿ってきた軌跡に思いをはせた後、「2,000円で読ませてもらって本当にいいんですか…?」と思わず考えてしまう、そんないい作品です。
フィリアちゃんがかわいい
ライターである田中ロミオ氏に求めるSF的な面白さと、
ゲームブランドkeyへ求められる泣きゲー要素が高水準で纏まった傑作。
プレイ時間もオートで8時間程度と長すぎず短すぎずで丁度いい。
ロミオで一作やるなら間違いなくこれ
ロミオ作品で一つやるならどれか?と問われたら、自分は『CROSS†CHANNEL』よりも今作を勧めるだろう。
文句無しの星5つ。
最高のノベルゲーム
イラストレーターや声優を含める全製作陣の熱量を感じましたが、おそらくシナリオが良いからでしょう...そう感じる程の物語です。
完璧です
終末世界を旅する王道SF
展開自体は割と王道かなという印象です。
物語概要と筆者名から期待したものがそのまま来ました。
文書・絵・音楽から構成される世界観が面白いです。
展開もテンポよく進み、プレイ時間は短めで、一気に読み進められました。
(6時間未満で読了)
読み終わった後に喪失感がありました。
終末世界なので少し暗いですが、
SFが好きなら読んで損はないと思います。
最高です!
人類が衰退した世界で職業運び屋として生きる主人公が、とある人物に依頼を受けて、アンドロイドの少女を発見し、送り届ける旅を描いた物語。
全体を通してシリアスな話。
たまに挟まる主人公と少女の掛け合いが小粋で面白い。
ロープライスなので短めだが、その分洗練された文章で終始引き込まれた。
真相には驚かされるし、終盤は泣ける。
読後感も良い。
ならず者や浮浪者との戦闘シーンがたびたびある。
全年齢だからCGでのグロ表現は避けられているが、精緻な文章から残酷なことについていろいろと考えさせられた。
残酷な文章が苦手な人は注意だが、苦手でなければ是非おすすめしたい。
この作品ページに来たなら絶対に買うべき
私は大体6時間くらいでシナリオを読み終えましたが、それでも大満足のシナリオでした。
正直最初の方はソフィアの自分勝手な言動に苛つきを覚えましたが、物語が進むにつれソフィアが成長していく過程を描いていて良かったです。
bgmも聞きやすくかなり気に入りました。
キャラクターも非常に魅力的で個人的にはデリラが一番好きでした。
本当にやって損は無いので騙されたと思って是非買ってほしい作品です
神ゲー
この完成度のゲームが2000円でできるのは破格。
この作品ページに来たなら絶対に買うべき
私は大体6時間くらいでシナリオを読み終えましたが、それでも大満足のシナリオでした。
正直最初の方はソフィアの自分勝手な言動に苛つきを覚えましたが、物語が進むにつれソフィアが成長していく過程を描いていて良かったです。
bgmも聞きやすくかなり気に入りました。
キャラクターも非常に魅力的で個人的にはデリラが一番好きでした。
本当にやって損は無いので騙されたと思って是非買ってほしい作品です
最高かよ!!!
値段と内容が良い意味で合ってないゲーム。
プレイ時間は少ないが濃密な内容になっている
期待通りの作品 ネタバレNG
keyファンは早く購入してね。
数時間で終わるけど?凄く楽しめるよ。
めちゃくちゃ良かった
・シナリオ、音周り、演出、UI、声優の全てが高品質
・これがこの値段だとは驚きしかない
・続編、もしくはこの制作チームにより今後の作品を期待
・値段以上の楽しさはもちろん合ったが、フルプライス作品として長く楽しみたかった
・個人的には地の文の読みが入ったAudible作品がほしい
値段以上の満足度
グラフィックもきれいで何よりストーリーが凝っているので終わった時の喪失感はきつかった
ポストアポカリプス物に抵抗なければぜひ
シナリオ・画・声優陣・BGMのすべてが高いレベルで、ほんとこんなお値段でいいんですかって思ってしまうぐらい。
金曜に買って土日でENDまで行くぐらいのボリューム(6~8時間程度)なので、物足りないと思う人はいるかもしれないが、それでもこの作品は見ておくべき。
今となっては限定版は正規ルートで入手できないのが悔しい・・・
値段以上の満足度
グラフィックもきれいで何よりストーリーが凝っているので終わった時の喪失感はきつかった
最高です!
人類が衰退した世界で職業運び屋として生きる主人公が、とある人物に依頼を受けて、アンドロイドの少女を発見し、送り届ける旅を描いた物語。
全体を通してシリアスな話。
たまに挟まる主人公と少女の掛け合いが小粋で面白い。
ロープライスなので短めだが、その分洗練された文章で終始引き込まれた。
真相には驚かされるし、終盤は泣ける。
読後感も良い。
ならず者や浮浪者との戦闘シーンがたびたびある。
全年齢だからCGでのグロ表現は避けられているが、精緻な文章から残酷なことについていろいろと考えさせられた。
残酷な文章が苦手な人は注意だが、苦手でなければ是非おすすめしたい。
文章の伝え方が非常に上手く面白かった
読んでても苦ではなく、面白い内容
続きが気になりすぎて、2日ほどで終わりました。
買ってよかったです!
親子の物語
私はルナリアをプレイしてからKEYのファンになった者ですが、本作をプレイした後、KEYのファンになってよかったと改めて思いました。
世の中には有名ではあっても一流ではない人というのがいます。
有名である事と一流である事は必ずしもイコールではありません。
しかし田中ロミオさんに限ってはイコールで結び付けられていると断言できます。
終のステラという作品はそのことを世に証明しました。
証明しました、というより、改めて再証明されました。
主人公はアンドロイドと旅をする中でいつしかアンドロイドを人として扱うようになるという、ともすればありきたりな物語に映るかもしれませんが、両者の葛藤と成長の描写は見事であり、渾身の一作に仕上がっていると感じました。
SFという枠にはめる以上に親と子の物語だと感じました。
これからも田中ロミオさんの更なる活躍を期待しております。
またKEYとビジュアルアーツの製作スタッフの皆様や、本作の世界観を視覚的に補う重役を務められたデザイナーや背景担当の皆様にも労いの言葉を贈りたいと思います。
また、ボリューム満点の本作を1980円というリーズナブルな価格で販売してくれた事にも感謝申し上げます。
中高生でも手の届く価格であり全年齢作品でもあるので、多くの人達にプレイしてほしい一品です。
最高です!
人類が衰退した世界で職業運び屋として生きる主人公が、とある人物に依頼を受けて、アンドロイドの少女を発見し、送り届ける旅を描いた物語。
全体を通してシリアスな話。
たまに挟まる主人公と少女の掛け合いが小粋で面白い。
ロープライスなので短めだが、その分洗練された文章で終始引き込まれた。
真相には驚かされるし、終盤は泣ける。
読後感も良い。
ならず者や浮浪者との戦闘シーンがたびたびある。
全年齢だからCGでのグロ表現は避けられているが、精緻な文章から残酷なことについていろいろと考えさせられた。
残酷な文章が苦手な人は注意だが、苦手でなければ是非おすすめしたい。
人生初のキネティックノベル体験に最適
ネタバレを避けるために抽象的な表現ばかりになってしまいますが、
魅力的キャラクターに細部まで拘った世界観とその描写に対し、これでもかというほど心を揺さぶられ、初めてゲームという媒体で嗚咽するほどの涙を流しました。
終末世界と近未来SFに抵抗がなければマストバイと言っても良いと思います。
選択肢も存在せず、純粋に物語に向き合えるので、私のようなノベルゲー初心者にもおすすめできます。
文章の伝え方が非常に上手く面白かった
読んでても苦ではなく、面白い内容
続きが気になりすぎて、2日ほどで終わりました。
買ってよかったです!
最高
是非プレイして欲しい。
ありがちな話です
新鮮味や驚きがゼロだし、フィリアの性格が好きになれなかったのでプレイしていて辛かった。
値段以上の満足度
グラフィックもきれいで何よりストーリーが凝っているので終わった時の喪失感はきつかった
フィリアちゃんがかわいい
ライターである田中ロミオ氏に求めるSF的な面白さと、
ゲームブランドkeyへ求められる泣きゲー要素が高水準で纏まった傑作。
プレイ時間もオートで8時間程度と長すぎず短すぎずで丁度いい。
めちゃくちゃ良かった
・シナリオ、音周り、演出、UI、声優の全てが高品質
・これがこの値段だとは驚きしかない
・続編、もしくはこの制作チームにより今後の作品を期待
・値段以上の楽しさはもちろん合ったが、フルプライス作品として長く楽しみたかった
・個人的には地の文の読みが入ったAudible作品がほしい
個人的2022最高傑作
とにかく素晴らしいの一言。
終末世界を旅する王道SF
展開自体は割と王道かなという印象です。
物語概要と筆者名から期待したものがそのまま来ました。
文書・絵・音楽から構成される世界観が面白いです。
展開もテンポよく進み、プレイ時間は短めで、一気に読み進められました。
(6時間未満で読了)
読み終わった後に喪失感がありました。
終末世界なので少し暗いですが、
SFが好きなら読んで損はないと思います。
ポストアポカリプスとSFと人間ドラマの奇跡的融合
世界観としては人類が衰退し、シンギュラリティマシンに席巻されるようになりそこで細々と生きる人類(ただ、ジュードの職業柄良くも悪くも刺激的な事柄が多い)が文明崩壊前の超常科学の遺産を使って食いつないでいるという、ポストアポカリプスとSFが合わさったものとなっています。
ただ、この作品はこのような広大なスケールの舞台装置を用意しておきながら、ミクロの世界(個人の関係や感情)を無視しません。
いや、むしろそれこそが真骨頂と言っていいかもしれません。
人に引き金を引くことに躊躇がなく過酷な現実を冷徹に見つめるリアリストな人間のジュード、人間になりたいと願う、人よりも人を愛する夢想家なアンドロイドであるフィリア(彼女の博愛主義には非常に危ういところがあり、ジュードはその甘さの為に何度も危険に晒される)が思想的に対立し、それに伴って不器用ながらも心を通わせていく様は視るものの目頭を熱くさせます。
正直に言ってしまいますが本当に泣きました。
語り足りないところはありますが、このレビューはネタバレなしとしておきたいためこの辺りで。
シナリオライターの田中ロミオ様、並びにこの作品の制作と販売に関わった全ての方々に、このような素晴らしい作品に出会わせていただいたことを心より感謝いたします
SF+Keyの泣きゲーとして完璧な作品
使われているSF要素を理解するために難解な科学や数学の前提知識は必要無く、だいたいは会話や地の文で説明されているので、特別SF好きでもないという人にも問題無くお薦めできる。
親子の物語
私はルナリアをプレイしてからKEYのファンになった者ですが、本作をプレイした後、KEYのファンになってよかったと改めて思いました。
世の中には有名ではあっても一流ではない人というのがいます。
有名である事と一流である事は必ずしもイコールではありません。
しかし田中ロミオさんに限ってはイコールで結び付けられていると断言できます。
終のステラという作品はそのことを世に証明しました。
証明しました、というより、改めて再証明されました。
主人公はアンドロイドと旅をする中でいつしかアンドロイドを人として扱うようになるという、ともすればありきたりな物語に映るかもしれませんが、両者の葛藤と成長の描写は見事であり、渾身の一作に仕上がっていると感じました。
SFという枠にはめる以上に親と子の物語だと感じました。
これからも田中ロミオさんの更なる活躍を期待しております。
またKEYとビジュアルアーツの製作スタッフの皆様や、本作の世界観を視覚的に補う重役を務められたデザイナーや背景担当の皆様にも労いの言葉を贈りたいと思います。
また、ボリューム満点の本作を1980円というリーズナブルな価格で販売してくれた事にも感謝申し上げます。
中高生でも手の届く価格であり全年齢作品でもあるので、多くの人達にプレイしてほしい一品です。
神ゲー
この完成度のゲームが2000円でできるのは破格。
ポストアポカリプス物に抵抗なければぜひ
シナリオ・画・声優陣・BGMのすべてが高いレベルで、ほんとこんなお値段でいいんですかって思ってしまうぐらい。
金曜に買って土日でENDまで行くぐらいのボリューム(6~8時間程度)なので、物足りないと思う人はいるかもしれないが、それでもこの作品は見ておくべき。
今となっては限定版は正規ルートで入手できないのが悔しい・・・
期待通りの作品 ネタバレNG
keyファンは早く購入してね。
数時間で終わるけど?凄く楽しめるよ。
最高のノベルゲーム
イラストレーターや声優を含める全製作陣の熱量を感じましたが、おそらくシナリオが良いからでしょう...そう感じる程の物語です。
完璧です
2,000円でこんなにいいものを読ませてもらっていいんですか…?
シナリオは説明不足な部分が出てきてしまうほど短くもなく、蛇足・冗長になってしまうほど長くもなく、とても綺麗に収まっているなと感じました。
ギャグパートやキャラクター数は多くありませんが、その分主要キャラクターとそれらを取り巻く環境に尺を割いている印象で、大変読みやすかったです。
また、UIなどが主人公たちが身に着けているデバイスを意識されていて、それが更に没入感を出させてくれる小粋なポイントだと思います。
読み終わった後に今まで辿ってきた軌跡に思いをはせた後、「2,000円で読ませてもらって本当にいいんですか…?」と思わず考えてしまう、そんないい作品です。
親子の物語
私はルナリアをプレイしてからKEYのファンになった者ですが、本作をプレイした後、KEYのファンになってよかったと改めて思いました。
世の中には有名ではあっても一流ではない人というのがいます。
有名である事と一流である事は必ずしもイコールではありません。
しかし田中ロミオさんに限ってはイコールで結び付けられていると断言できます。
終のステラという作品はそのことを世に証明しました。
証明しました、というより、改めて再証明されました。
主人公はアンドロイドと旅をする中でいつしかアンドロイドを人として扱うようになるという、ともすればありきたりな物語に映るかもしれませんが、両者の葛藤と成長の描写は見事であり、渾身の一作に仕上がっていると感じました。
SFという枠にはめる以上に親と子の物語だと感じました。
これからも田中ロミオさんの更なる活躍を期待しております。
またKEYとビジュアルアーツの製作スタッフの皆様や、本作の世界観を視覚的に補う重役を務められたデザイナーや背景担当の皆様にも労いの言葉を贈りたいと思います。
また、ボリューム満点の本作を1980円というリーズナブルな価格で販売してくれた事にも感謝申し上げます。
中高生でも手の届く価格であり全年齢作品でもあるので、多くの人達にプレイしてほしい一品です。
ロミオで一作やるなら間違いなくこれ
ロミオ作品で一つやるならどれか?と問われたら、自分は『CROSS†CHANNEL』よりも今作を勧めるだろう。
文句無しの星5つ。
人生初のキネティックノベル体験に最適
ネタバレを避けるために抽象的な表現ばかりになってしまいますが、
魅力的キャラクターに細部まで拘った世界観とその描写に対し、これでもかというほど心を揺さぶられ、初めてゲームという媒体で嗚咽するほどの涙を流しました。
終末世界と近未来SFに抵抗がなければマストバイと言っても良いと思います。
選択肢も存在せず、純粋に物語に向き合えるので、私のようなノベルゲー初心者にもおすすめできます。
1か月放置していたことを後悔した作品
人間に憧れるアンドロイドとアンドロイドみたいに冷静な主人公のやりとりはこれまた変わった日常風景に笑いが起きる反面、非常にシビアな世界観が描かれています。
仕事終わりの18時からプレイして気が付いたら夜中の2時...
圧倒的な終末を迎えたSFの世界観、サバイバル....
この手の世界観が好きな方には是非とも刺さる作品だと思います。
もし自分と同じように、このゲームを積み上げていたとしたら、真っ先にこれをプレイしてみてください。
自分以上に後悔してほしいと思っています。
人生初のキネティックノベル体験に最適
ネタバレを避けるために抽象的な表現ばかりになってしまいますが、
魅力的キャラクターに細部まで拘った世界観とその描写に対し、これでもかというほど心を揺さぶられ、初めてゲームという媒体で嗚咽するほどの涙を流しました。
終末世界と近未来SFに抵抗がなければマストバイと言っても良いと思います。
選択肢も存在せず、純粋に物語に向き合えるので、私のようなノベルゲー初心者にもおすすめできます。
最高のノベルゲーム
イラストレーターや声優を含める全製作陣の熱量を感じましたが、おそらくシナリオが良いからでしょう...そう感じる程の物語です。
完璧です
SF+Keyの泣きゲーとして完璧な作品
使われているSF要素を理解するために難解な科学や数学の前提知識は必要無く、だいたいは会話や地の文で説明されているので、特別SF好きでもないという人にも問題無くお薦めできる。
個人的2022最高傑作
とにかく素晴らしいの一言。
値段以上の満足度
グラフィックもきれいで何よりストーリーが凝っているので終わった時の喪失感はきつかった
2,000円でこんなにいいものを読ませてもらっていいんですか…?
シナリオは説明不足な部分が出てきてしまうほど短くもなく、蛇足・冗長になってしまうほど長くもなく、とても綺麗に収まっているなと感じました。
ギャグパートやキャラクター数は多くありませんが、その分主要キャラクターとそれらを取り巻く環境に尺を割いている印象で、大変読みやすかったです。
また、UIなどが主人公たちが身に着けているデバイスを意識されていて、それが更に没入感を出させてくれる小粋なポイントだと思います。
読み終わった後に今まで辿ってきた軌跡に思いをはせた後、「2,000円で読ませてもらって本当にいいんですか…?」と思わず考えてしまう、そんないい作品です。
終末世界を旅する王道SF
展開自体は割と王道かなという印象です。
物語概要と筆者名から期待したものがそのまま来ました。
文書・絵・音楽から構成される世界観が面白いです。
展開もテンポよく進み、プレイ時間は短めで、一気に読み進められました。
(6時間未満で読了)
読み終わった後に喪失感がありました。
終末世界なので少し暗いですが、
SFが好きなら読んで損はないと思います。
ポストアポカリプスとSFと人間ドラマの奇跡的融合
世界観としては人類が衰退し、シンギュラリティマシンに席巻されるようになりそこで細々と生きる人類(ただ、ジュードの職業柄良くも悪くも刺激的な事柄が多い)が文明崩壊前の超常科学の遺産を使って食いつないでいるという、ポストアポカリプスとSFが合わさったものとなっています。
ただ、この作品はこのような広大なスケールの舞台装置を用意しておきながら、ミクロの世界(個人の関係や感情)を無視しません。
いや、むしろそれこそが真骨頂と言っていいかもしれません。
人に引き金を引くことに躊躇がなく過酷な現実を冷徹に見つめるリアリストな人間のジュード、人間になりたいと願う、人よりも人を愛する夢想家なアンドロイドであるフィリア(彼女の博愛主義には非常に危ういところがあり、ジュードはその甘さの為に何度も危険に晒される)が思想的に対立し、それに伴って不器用ながらも心を通わせていく様は視るものの目頭を熱くさせます。
正直に言ってしまいますが本当に泣きました。
語り足りないところはありますが、このレビューはネタバレなしとしておきたいためこの辺りで。
シナリオライターの田中ロミオ様、並びにこの作品の制作と販売に関わった全ての方々に、このような素晴らしい作品に出会わせていただいたことを心より感謝いたします
最高
是非プレイして欲しい。
ロミオで一作やるなら間違いなくこれ
ロミオ作品で一つやるならどれか?と問われたら、自分は『CROSS†CHANNEL』よりも今作を勧めるだろう。
文句無しの星5つ。