《真実の女神に辿り着く為の鍵を教えよう》
八代譲葉の試練を乗り越えニカイアの会の会長と為った白羽蘇芳。
蘇芳は約束通り『始まりであり終わりの七不思議』の名を得た。
それが春に消えたアミティエ、匂坂マユリに繋がると。
冬月を迎えた聖アングレカム学院に起こる更なる苦難。
白羽蘇芳は友人たちの力を借り幾多の困難に立ち向かっていくが――
「――私のことは忘れてほしい」
願い求めていた彼女の言葉によって打ちのめされてしまう。
再び現れる義母の陰、すれ違う想い、思わぬ再会は彼女に何をもたらすのか。
終わりの季節がすべてを融かす――
【E15版】シルヴァリオ ラグナロク