「リルヤとナツカの純白な嘘」は、盲目の画家リルヤと、元気いっぱいの助手ナツカが、依頼人に秘められた謎を解き明かす、フロントウイングのADVゲームです。
企画/シナリオ:浅生詠
キャラクターデザイン/原画:切符
音楽:安瀬聖(Peak A Soul+)
CAST
リルヤ・メリ:高柳知葉
空木 夏夏:伊駒ゆりえ
━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…
■あらすじ
いつだって、あなたという光を通して世界は形を変え、あなたの抱く花で、世界は塗り替わる。
ネットを密やかに流れる噂がある。
正体不明の天才画家が、依頼者のためだけに素晴らしい絵を描いてくれる。
ただしその画家は気まぐれで偏屈、権力や金では決して動かず、気に入った依頼だけを受けるのだという。
そんな謎めいた基準で選ばれた依頼者の前に現れるのは、
長い銀髪と宝石のような瞳を持つ、冬の妖精のような美少女画家――リルヤと
リルヤの家に住み込みで働く元気いっぱいの助手の少女――夏夏(なつか)。
しかし、画家である少女の目は光を映さず、車椅子に乗っていた。
「大丈夫です。わたしがリルヤさんの新しい目と足になりますから!」
夏夏は、依頼者とリルヤのために奔走し、本能と直感でリルヤの求めるインスピレーションの源泉
――暗闇を切り裂き、世界を新たに照らす『光』を語る。
「なんかわかんないんですけど、そんな気がしたんです!」
「我が鳩は、橄欖(かんらん)の葉を携えり。あとは――私の仕事だ」
追憶の青、怪物の緑、殉教の赤――
リルヤは、夏夏から得た『光』を元に、依頼者が望む以上の絵を描き出す。
「お前の目を通して見る世界は、私の目で見ていた世界よりも美しい」
これは過去に痛みを抱く少女たちが、新しい未来を得て歩き出すまでの、喪失と再生の物語。
※本作は「日本語、英語、中国語(簡体字)」に対応しております。
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インタールード
コメント
最後までプレイするべき
最初はなんだこの甘々な会話はって感じで。
この2人とっくに付き合ってるだろ!
って感じで始まるけど、物語を辿っていくごとに3章を見て、納得の関係性。
読み進めていくごとに、2人を応援していたくなりますね。
ナツカの見た風景、キャラの心情を言葉にしてリルヤに聞かせる能力が凄くて、よくここまで表現できるなぁっと関心できます。
自分は目は見えますが、なんとなく風景が伝わるなぁって気持ちになります。
リルヤは単純にスペックが凄すぎる。
序盤は正直感情の起伏は少ないですが、中盤当たりから、物語への熱量が伝わってきて、読み終えるころにはこの作品が好きなってました。
とても良き作品でした。
光の三原色を混ぜ合わせて白へと至る物語
シナリオ、イラスト、ムービー、曲、BGM、演出、声優、なにもかも素晴らしいクオリティに仕上がっていました。
フロントウィングさんとブシロードさんの本気を見させて頂きました。
私がシナリオライターの浅生詠さんの作品をはじめてプレイしたのは、クロックアップより発売されたエレホンという作品です。
エレホンの内容は置いておくとして、エレホンをプレイした時に、浅生さんのライターとしての実力の高さを認識しました。
そして浅生さんがギャルゲーのシナリオを執筆されるという事を知って、リルナツを購入させて頂きました。
一言で言えばライター買いでした。
しかしフタを開けてみると、シナリオ以外にも刮目するべき点が多くありました。
浅生さんの紡ぐ文章は言葉の旋律でようであり、シナリオは勿論、素晴らしいものでしたが、切符さんのイラストも素晴らしいタッチで彩られていました。
ほかにも多くの点で素晴らしいものでした。
現時点において、DMMのリルナツのレビューページが一件だけなのは残念に想います。
私の投稿を合わせても2件だけです。
もっと多くの人達にリルナツの存在を知ってもらいたいですし、プレイしてもらいたい。
素直にそう思える作品でした。
DMMのリルナツのレビューページが100件を超える日が来ると信じています。
それだけの作品を、制作スタッフの皆様は作ったのですから。
最後までプレイするべき
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